子どもの隣で作業するから、キーボードを3回変えた話

キーボードの画像 PC作業改善

私のワークスペースは、リビングの一角だ。

子どもの学習机と横並びに、デスクを置いている。
子どもが宿題をしているとき、私はその隣でPC作業をしている。

最初はノートPCのキーボードをそのまま使っていた。
でも、PCスタンドで画面を上げてから、手首の痛みが出てきた。
キーボードが高い位置になる。手首が宙に浮く。そのまま打とうとすると、手首が反ってしまう。
それを毎日8時間続けていた。

それで外付けキーボードが必要になった。
選んだのはエレコムの静音タイプ。「安くて、少しでも静かならいい」という選び方だった。

そこから、理由はそれぞれ違うけれど、結局3回変えた。


PCスタンドで画面を上げたら、キーボードが使えなくなった

ノートPCスタンドを使い始めてすぐ、手首がおかしいと気づいた。
これは無理だ、と思った。

キーボードが高い位置になる。手首が宙に浮く。そのまま打とうとすると、手首が反る。
原因は明らかだ。

ノートPCは画面とキーボードが一体になっている。
スタンドで画面を目線の高さに合わせると、キーボードも一緒に上がってしまう。
手首に合わせると、今度は画面が低くなって首が落ちる。

どちらかを犠牲にしないといけない構造だ。

手首の問題はマウスの影響もある。
トラックボールに変えてから肩への影響が大きく減った話はこちらに書いた。
でも、スタンドを使い始めてから明らかに悪化した。原因はキーボードの高さだと思った。

解決策は一つ。
PCスタンドで画面だけを上げて、外付けキーボードを手元に置く。
画面と手元を別々に最適化する。

ちなみに画面の高さ調整については、別の記事に詳しく書いた。


キーボードを3回変えた経緯

1台目:エレコムのフルサイズキーボード(静音タイプ)

外付けキーボードを使うと決めた最初の選択は、深く考えていなかった。
「安くて、少しでも静かならいいか」という程度で選んだ。
子どもの邪魔にならなければそれでいい、くらいの温度感だった。

これで音は少し静かになった。
フルサイズだったから、テンキーもついていて、数字を入力するときは便利だった。

でも、テンキーがあるとマウスまでの距離が遠くなる。
右手でキーボードを打って、マウスを使おうとすると、肩が少し右に引っ張られる感じがある。
毎日続くと、右肩の疲れが溜まりやすかった。

2台目:ロジクール K835GPR(現在も使用中)

エレコムで右肩の疲れを感じてきたころ、ちょうど子どもが少し大きくなってきた。
集中して勉強するようになって、キーボードの音が以前より気になるようになってきた。

それで、次を探し始めた。
テンキーレスにすればマウスとの距離が縮まる。手の移動が減る。その積み重ねが大事だと思った。
ずっと気になっていたメカニカルも、このタイミングで試してみることにした。

テンキーレスに変えて7,000円ほど。

マウスとの距離が縮まって、右肩の動きが減った。
打鍵音も静音メカニカルで、子どもの邪魔にならない音量。
キーの打ち心地もエレコムとは違って、少し軽くなった感じ。

これで落ち着いた。


選ぶ基準が、1台ごとに変わっていた

1台目を選んだとき、基準は「静かなこと」と「安いこと」だけだった。
子どもの邪魔にならなければいい。キーボードにそれ以上の要件は思いつかなかった。

2台目を選んだとき、基準に「距離」が加わった。
テンキーレスにしてマウスまでの距離を縮める。
右肩に疲れが溜まる原因がわかってから、「体への影響が少ないかどうか」が評価軸に入ってきた。

使ってみて初めてわかったこともある。
フルサイズを使っていたとき、マウスとの距離が遠いのに慣れ切っていた。
「キーボードとはこういうものだ」と思っていた。
テンキーレスに変えた瞬間、「なんでもっと早く変えなかったんだ」と思った。
慣れは、不便を見えなくする。

次を探すとすれば、今の基準は「長時間打ち続けても疲れが蓄積しないか」だ。
打鍵感、音、重さ。そのどれかが合わなくなったときが、次を選ぶタイミングだと思っている。

選ぶ基準が変わっていく。
それは、自分の疲れ方が少しずつ見えてきた、ということでもある。


キーボードを変えて、打鍵が変わった

手首が痛い状態で作業していたとき、指の動きが知らず知らずのうちに萎縮していた。
打ちたいキーに指が向かうのに、わずかに躊躇がある感じ。

外付けキーボードにしてから、その感覚が消えた。
手首が楽になると、指が素直に動く。

さらにメカニカルに変えてから、打鍵にリズムが生まれた。
キーを押した感触がはっきりしているので、次のキーに指が自然に向かう。
気のせいかもしれないけど、今までより効率が上がっている。


今のキーボード

ロジクール K835GPR(Amazonで見る)
7,000円ほど。テンキーレス、赤軸メカニカル。
マウスとの距離が近い。打ち心地がある。

ただ、音については少し誤算があった。
赤軸はほかの軸と比べると静かな部類だ。でも、筐体がアルミニウムなので、思ったより甲高い音がした。
「静音メカニカル」と思って買ったので、最初は少し戸惑った。

これはデスクマットを敷くことで改善した。
甲高さが和らいで、音がこもる感じになった。
今は子どもの隣でも気にならない。

3回変えて、今はここで落ち着いている。


キーボードを変えることで、手首の問題が解決するとは思っていなかった。
でも、原因がわかれば、対処は単純だった。

「手首が痛いのは年のせい」と思っていた頃の自分に、
「スタンドを使うなら、キーボードも変えろ」と言いたい。

あなたのキーボード、今どんな状態ですか。

キーボード以外も含めた環境設計の全体像はこちらにまとめた。


免責事項
本記事は筆者個人の作業環境改善体験をまとめた情報提供記事です。
作業環境の改善効果には個人差があります。
身体に不調がある場合は、環境改善だけでなく専門家への相談もご検討ください。

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