この記事は、長時間のPC作業による疲れや作業効率の低下を
感じている40代在宅ワーカー向けです。
40代のPC作業環境の見直しは、高いものを買うことではなく、
「順番」を間違えないことが一番重要です。
40代のPC作業者が最初に買うべきは「ノートPCスタンド」だと私は考えています。
理由は3つあります。
目線の高さが変わるだけで、首・肩への負担が劇的に減ること、
1,000円台から試せて失敗しても損失が小さいこと、
そして外付けキーボードと組み合わせると、デスク環境全体が整いやすいことです。
私自身、最初に高級チェアを買って後悔しました。
座り心地は良いのに、体は楽にならない。
原因は「椅子以外」にあったからです。
この記事では、実際に試して効果を感じた順に、
効果を実感しやすかった順=失敗しない導入順で、
PC作業を楽にするアイテムを紹介します。
全部を一気に変える必要はありません。
まずは1つ。
体が楽になるきっかけを見つけてもらえたら嬉しいです。
この記事で分かること
- 40代PC作業者が最初に買うべきアイテム【ベスト5】
- 各アイテムの具体的な効果と選び方
- 導入する順番と予算の目安
40代のPC作業環境見直しは「全部変えない」が正解
PC作業がつらくなると、
「まとめて全部変えたほうがいいのでは?」
そう考えがちです。
ですが、40代のPC作業環境の見直しでは、
一気に変えないほうがうまくいきます。
理由があります。
40代のPC作業がつらくなる理由
まず、体の変化です。
20代のころと比べて、
筋力や柔軟性は少しずつ落ちていきます。
これは誰にでも起こる自然な変化です。
そこに、長時間のPC作業が重なります。
同じ姿勢。
ほとんど動かない時間。
気づけば、数時間そのまま。
さらに問題なのが、
環境が昔のままという点です。
机の高さ。
椅子の位置。
キーボードやマウスの使い方。
20代のころと同じ環境を、
そのまま40代でも使い続けている。
これが負担を増やす要因になりがちです。
よくある失敗パターン
PC作業を楽にしようとして、
多くの人が同じ失敗をします。
まず多いのが、いきなり高級なPCチェアを買うこと。
私も失敗しました。
確かに椅子は大切です。
ですが、机や手元の位置が合っていないと、
効果は半減しがちです。
次に多いのが、
姿勢を「意識」だけで直そうとすること。
背筋を伸ばす。
肩を下げる。
最初はできます。
でも、気づくと元に戻っています。
人は長時間、意識し続けることが難しいものです。
そして最後が、
一気に全部そろえること。
情報が多すぎて、結局どれが効いたのか分からない。
お金もかかり、続かなくなります。
だからこそ大切なのが、「導入順」です。
体への影響が大きいものから、順番に変えていく。
それだけで、PC作業の負担は軽減されやすくなります。
次からは、
実際に効果を感じやすかった順で、
40代のPC作業改善アイテムを紹介します。
重要なのは順位よりも“合う順番”です。
40代のPC作業環境見直し|買ってよかった順ランキング【失敗しない導入順】
「結局、何から変えればいいのか」
その答えを、実際に効果を感じやすかった順で紹介します。
高いもの順ではありません。
流行り順でもありません。
40代のPC作業で、体が一番楽になった順です。
※あくまで「私の環境・体感」をもとにした順番です。
すべての人に当てはまるわけではないので、
合わないケースもあわせて紹介しています。
効果には個人差があります。
第1位|ノートPCスタンド(首・肩・目が一気に楽)
こんな人に最適:
- ノートPCを机に直置きして作業している
- 作業中、無意識に首が前に出ている
- 予算1,000〜3,000円で今すぐ環境を見直したい
導入後の変化:
画面を目線の高さに上げるだけで、首の角度が変わります。
厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、
ディスプレイは「おおむね40cm以上の視距離が確保でき、
画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さ」が推奨されています。
私の場合、導入3日目には「夕方の首こり」が明らかに軽くなりました。
ただし、効果には個人差があります。
私が実際に使っているもの:
BoYataのノートPCスタンド(角度調整式・アルミ製)。
Amazon等で2,000円前後で購入できます。
選び方のポイント:
- 角度調整できるタイプを選ぶ(固定式は合わないリスクが大きい)
- 滑り止めがついているものを(PCが落ちる心配がない)
- 予算3,000円以内で十分(高級品との差は少ない)
重要な注意点:
スタンドだけでは不完全です。
必ず外付けキーボードとセットで使ってください。
スタンドだけだとキーボード位置が高くなりすぎて、
逆に肩が上がってしまいます。
第2位|外付けキーボード(肩・手首の負担軽減)
こんな人に最適:
- ノートPCスタンドを導入した、またはこれから導入する予定
- 手首や肩に負担を感じる(キーボードの位置が高すぎる)
- 予算3,000〜8,000円で次のステップに進みたい
導入後の変化:
ノートPCスタンドで画面を上げると、キーボードも高くなります。
そのままでは肩が上がり、手首が不自然に曲がった状態に。
厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、
キーボードは「手首や指に過度な負担がかからない位置」が推奨されており、
具体的には「肘の角度がおおむね90度以上になるように」とされています。
外付けキーボードを机に置くことで:
- 肩の力が抜けて、自然な姿勢で打てる
- 手首の角度が水平に近くなり負担が減る
- 私の場合、夕方の肩こりが「重い」から「軽い違和感」レベルまで軽減しました
ただし、効果には個人差があります。
私が実際に使っているもの:
ロジクールK380(Bluetooth・テンキーレス)。
予算5,000円前後で、複数デバイスの切り替えも可能です。
選び方のポイント:
- テンキーレス(省スペース)を選ぶと、マウスが体の近くに置ける
- 打鍵感より「手首の負担が少ない薄型」を優先
- Bluetooth接続でデスクがスッキリ(ただし充電の手間あり)
- 予算5,000円前後で十分(高級品との違いは好みの範囲)
重要な注意点:
外付けキーボードだけ買っても効果は半減します。
必ずノートPCスタンドとセットで使ってください。
セットで使う理由:
- スタンドなし → 画面が低いまま、首が下向き
- キーボードなし → キーボードが高い位置、肩が上がる
- 両方あって初めて → 目線も手元も適切な高さに
第3位|トラックボール(手首への負担軽減)
こんな人に最適:
- ノートPCスタンド+外付けキーボードを導入済み
- マウスを動かすたびに違和感を感じる
- 1日5時間以上、マウス操作が多い作業をしている
導入後の変化:
通常のマウスは、腕全体を動かして操作します。
これが積み重なると、手首・肩・ひじに負担がかかりやすくなります。
トラックボールに変えると:
- 指先だけで操作できるため、腕を動かさなくていい
- 手首が常に同じ位置で固定され、負担が分散される
- 私の場合、マウス操作時の「肩が引っ張られる感覚」が軽減されました
私が実際に使っているもの:
ロジクールM575(親指型トラックボール)。
予算6,000円前後で、慣れると手放せなくなります。
選び方のポイント:
- 親指型 vs 人差し指型:最初は親指型が慣れやすい
- ボールサイズは中型(直径4cm前後)が安定する
- 有線タイプから始める(Bluetoothは操作遅延がストレスになることも)
- 予算5,000〜8,000円(安すぎると精度が悪く、かえって疲れる)
慣れるまでの期間:
最初の3日間は「操作しづらい」と感じるはずです。
これは普通です。1週間使えば慣れます。
私も最初は「失敗したかも」と思いましたが、2週間後には手放せなくなりました。
重要な注意点:
トラックボールは「予防」のアイテムです。
すでに手首に強い痛みがある場合
(安静時でも痛む、日常生活に支障がある、痛みが2週間以上続いている)は、
商品購入の前に必ず医療機関での診察を受けてください。
腱鞘炎など医学的な診断が必要な症状に対しては、
まず専門医の判断を仰ぐことが重要です。
第4位|モニターライト(目の疲れ軽減・作業環境の改善)
こんな人に最適:
- 1〜3位を導入して、姿勢と手元は改善した
- 夕方になると目が疲れて、集中力が落ちる
- デスクライトを置くスペースがない、または配線を増やしたくない
導入後の変化:
姿勢が良くなっても、目が疲れると作業効率は落ちます。
原因は「手元とモニターの明るさの差」です。
厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、
「ディスプレイ画面上における照度は500ルクス以下、
書類上及びキーボード上における照度は300ルクス以上を推奨」としています。
また、日本眼科学会は
「手元とモニターの明るさの差が大きいと眼精疲労の原因になる」と指摘しています。
モニターライトを導入すると:
- 手元が明るくなり、目の負担が減る(モニターとの明暗差が小さくなる)
- デスク上の書類やキーボードが見やすくなる
- 天井照明だけの環境より、目の疲れが軽くなる
私の場合、夕方の「目を閉じたくなる瞬間」が減りました。
導入前は17時ごろに限界が来ていましたが、今は19時まで集中できます。
ただし、個人差があります。
私が実際に使っているもの:
BenQ ScreenBar(USB給電・色温度調整可能)。
予算10,000円前後ですが、デスクスペースを取らず非常に便利です。
選び方のポイント:
- モニター上部に取り付けるタイプ(省スペース・配線1本)
- 色温度を調整できるもの(暖色⇔寒色で目の負担を調整)
- USB給電タイプが便利(コンセント不要)
- 予算5,000〜10,000円(安すぎると光が弱く効果が薄い)
デスクライトとの違い:
デスクライトは置き場所が必要で影ができやすいのに対し、
モニターライトは省スペース、モニター反射が少ない、
手元だけを照らすという特徴があります。
重要な注意点:
モニターライトは「目の疲れ」を軽減しますが、
根本的な原因が別にある場合もあります。
視力低下や眼精疲労が続く場合は、眼科の受診をおすすめします。
第5位|フットレスト(姿勢の安定)
こんな人に最適:
- 1〜4位を導入して、姿勢・手元・目の環境が整った
- 椅子に座ると足が浮く、または足裏全体が床につかない
- 長時間座っていると腰に負担を感じる、または姿勢が崩れてくる
導入後の変化:
足が宙に浮いていると、太ももの裏が圧迫され、腰に負担がかかります。
また、足を踏ん張れないため、姿勢が不安定になります。
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」では、
座位作業において「足が床に着かない場合、フットレストを使用する」ことが
推奨されています。
また、日本人間工学会は
「足裏全体を床につけることで、体重を適切に分散し、姿勢の安定につながる」としています。
フットレストを導入すると:
- 足裏全体で体重を支えられるようになり、腰への負担が分散される
- 姿勢が安定して、背筋を伸ばしやすくなる
- 座っている時の「ずり落ちる感覚」がなくなる
効果には個人差があります。
私の場合、夕方になると無意識に「浅く座ってしまう癖」がありました。
フットレスト導入後は、3時間経っても姿勢が崩れにくくなりました。
私が実際に使っているもの:
サンワサプライのフットレスト(角度・高さ調整可能)。
予算3,000円前後で、十分な効果を感じています。
選び方のポイント:
- 角度調整できるタイプ(平らだと効果が薄い)
- 高さ調整できるもの(椅子の高さに合わせられる)
- 表面に凹凸があるタイプ(足裏を刺激して血流改善)
- 予算2,000〜5,000円(高すぎても差は少ない)
フットレストが不要な人:
- 足裏全体が床にしっかりつく身長の人
- 椅子の高さを下げられる環境の人
まずは椅子の高さを調整してみてください。
それでも足が浮く場合にフットレストを検討しましょう。
重要な注意点:
フットレストを置いても腰の痛みが続く場合、
原因は「座り方」や「椅子そのもの」にあるかもしれません。
慢性的な腰痛がある場合は、整形外科の受診をおすすめします。
順位が低くても「合う人には効く」アイテム
ランキングの上位は、多くの人に効果を感じやすいものです。
ただし、
順位が低い=不要、
というわけではありません。
人によっては、かなり効くアイテムもあります。
PCチェアは最後でいい理由
PCチェアは大切です。
ですが、最初に変えるものではありません。
理由はシンプルです。
机の高さ。
画面の位置。
キーボードやマウスの場所。
これらが合っていない状態で、
椅子だけを変えても、
効果は半分になります。
また、
「座り心地がいい=体が楽」
とも限りません。
40代のPC作業では、
クッション性よりも、
高さと位置が合っているかが重要です。
環境が整ってから選ぶ。
それが、PCチェアで失敗しないコツです。
モニターアームはスペースと姿勢次第
モニターアームも、便利なアイテムです。
ただし、全員に必要というわけではありません。
デスクが狭い人。
モニターの位置調整が難しい人。
こういった場合に、
効果を発揮します。
一方で、
デスクに余裕があり、
画面位置に不満がないなら、
優先度は高くありません。
導入するなら、姿勢がある程度整ってから。
環境を安定させる、仕上げのアイテムとして考えるのがおすすめです。
40代のPC作業環境見直し|失敗しない導入ステップ
PC作業環境の見直しは、
「何を買うか」より、「どの順番で変えるか」が大切です。
この順番を間違えると、効果を感じにくくなります。
逆に、正しい順で進めると、体の負担は軽減されやすくなります。
まず変える(即効性)
最初に変えるのは、体感しやすい部分です。
画面の高さ。
手元の位置。
ここが合うだけで、首や肩の負担は軽減されやすくなります。
具体的には、
ノートPCスタンド。
外付けキーボード。
この2つで、PC作業の土台が整います。
「少し楽になった」
そう感じられると、
環境の見直しが続きやすくなります。
次に守る(負担の予防)
次は、負担が出やすい部分を予防的に整えます。
マウス操作。
手首の角度。
足元の安定。
このあたりは、
違和感が出てからでは遅いこともあります。
トラックボールや、
デスクマット。
フットレスト。
体への負担を、事前に減らすイメージです。
最後に整える(快適性)
最後は、快適さを高める調整です。
PCチェア。
モニターアーム。
これらは、環境が整ってからこそ、効果を発揮します。
最初に無理をする必要はありません。
一つずつ整える。
それが、
40代のPC作業環境見直しで失敗しない進め方です。
PC作業環境は「完成」ではなく「調整」
PC作業環境は、一度整えたら終わり。
そう思いがちです。
ですが実際は、完成形はありません。
体調は日によって違います。
仕事量も、季節も変わります。
忙しい時期。
集中したい時期。
疲れが溜まりやすい時期。
そのたびに、ベストな環境は少しずつ変わります。
だからこそ、大きく変える必要はありません。
高さを少し調整する。
位置を数センチ動かす。
角度をほんの少し変える。
それだけで、体の負担が減ることがあります。
40代のPC作業改善は、「完璧」を目指すものではありません。
今の自分に合っているか。
それを確かめながら、
少しずつ整えていく。
その積み重ねが、
長く楽に働くことにつながります。
こちらの記事を参考に【PC作業環境を微調整】してみてください。
まとめ|40代のPC作業環境見直しは「順番」が9割
40代のPC作業環境の見直しは、
高いものを買うことではありません。
何を、
どの順番で取り入れるか。
それが、結果を大きく左右します。
- ノートPCスタンド(1,000円〜):目線を上げる
- 外付けキーボード(5,000円〜):手元を下げる
- トラックボール(5,000円〜):腕の動きを減らす
- モニターライト(8,000円〜):目の疲れを軽減
- フットレスト(3,000円〜):姿勢を安定させる
いきなり全部そろえる必要はありません。
無理に完璧を目指さなくて大丈夫です。
大切なのは、
今の自分に合う順番を知ること。
この記事で紹介した内容は、
あくまで「失敗しにくい基準」です。
まずは1つ。
一番気になったものから始めてみてください。
少し体が楽になる。
それだけで、
PC作業は続けやすくなります。
この記事が、
あなたに合ったPC作業環境を見つける
きっかけになれば嬉しいです。
参考資料・ガイドライン
本記事は以下の公的機関のガイドラインを参考にしています:
- 厚生労働省「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html - 厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
- 日本整形外科学会「一般の方へ」
- 日本眼科学会「目の健康」
- 日本人間工学会「人間工学基準」
より詳しい情報については、各機関の公式サイトをご確認ください。
医療に関する重要な注意事項
この記事は筆者の個人的な体験に基づく情報提供を目的としており、医療的なアドバイスではありません。以下の症状がある場合は、商品購入前に必ず医療機関を受診してください。
- 手足のしびれ、麻痺がある
- 安静時でも痛みが続く
- 日常生活に支障が出るほどの痛み
- 症状が2週間以上改善しない
掲載されている効果には個人差があります。購入判断は自己責任でお願いいたします。

